📌 この記事のポイント
- 2026年の合格基準:INP<200ms・LCP<2.5秒・CLS<0.1
- AIクローラーはJavaScriptを実行できないため、SSR/SSG対応が必須
- GooglebotとAIクローラーは別物——対応策が異なる
- サイト診断ProでCore Web Vitalsスコアを一括チェックできます
2026年のCore Web Vitals基準値
| 指標 | 合格(Good) | 要改善 | 不合格(Poor) |
|---|---|---|---|
| INP(応答性) | <200ms | 200〜500ms | >500ms |
| LCP(読み込み速度) | <2.5秒 | 2.5〜4秒 | >4秒 |
| CLS(レイアウト安定性) | <0.1 | 0.1〜0.25 | >0.25 |
GooglebotとAIクローラーの違い
Googlebotは最新Chromiumエンジンでページをレンダリングし、JavaScriptを完全実行できます。一方、GPTBot・PerplexityBot・ClaudeBot等のAIクローラーはJavaScriptの実行能力が限定的で、CSRのみで動作するSPAサイトの本文を「空白」として認識するケースがあります。
確認方法:Googleのリッチリザルトテストとは別に、`curl -A "GPTBot" https://yoursite.com/` でAIクローラー視点のHTMLを取得できます。本文が空なら対応が必要です。
INP 200ms以下を達成する5施策
- 長いJavaScriptタスクの分割——50ms超のタスクはコードスプリッティングで分割
- 不要なサードパーティスクリプトの削除・遅延読み込み
- Interaction Observer APIの活用——スクロール連動処理を最適化
- 仮想DOM更新の最小化——ReactのReact.memoやuseMemoを活用
- Web Workerへの処理移譲——重い計算処理をメインスレッドから分離
LCP 2.5秒以下を達成するための施策
- ファーストビュー画像に`loading="eager"`と`fetchpriority="high"`を設定
- 画像フォーマットをWebPまたはAVIFに変換
- CSSの`@font-face`にfont-display:swapを設定
- 重要リソースへの`<link rel="preload">`追加
- CDNを活用してTTFBを150ms以下に抑える
技術SEOの構造化データ実装はこちら・GSCでの技術確認方法はこちら
よくある質問
INPとは何ですか?FIDと何が違いますか?
INP(Interaction to Next Paint)はページ上のすべてのインタラクション(クリック・タップ・キー入力)の応答性を測定します。FIDは最初のインタラクションのみでしたが、INPは全インタラクションの応答性を評価するため、より正確な体験指標です。
AIクローラーとGooglebotは同じですか?
いいえ。Googlebotは独自のChromiumベースのレンダラーでJSを実行できますが、GPTBot・PerplexityBot等のAIクローラーはJSレンダリング能力が限定的です。重要コンテンツはSSRで提供する必要があります。
Core Web VitalsはSEO以外にも影響しますか?
はい。ページ体験はユーザーの直帰率・滞在時間・コンバージョン率に直結します。AI検索でも技術的健全性はE-E-A-T評価の基盤として機能します。
無料でCore Web Vitalsを測定する方法は?
Google PageSpeed Insights(pagespeed.web.dev)が最も簡単です。実際のユーザーデータ(フィールドデータ)も確認できます。Google Search ConsoleのCore Web Vitalsレポートも活用してください。